オウンドメディアを制作したいと考えている企業の中には、どのように制作を進めていけばよいかわからないと悩みを抱えている企業も多いのが実情です。オウンドメディアの制作手順は、企業ごとに進め方が異なる場合があります。ここでは、オウンドメディアの制作の手順や大まかな流れについて、ステップごとに一つずつ解説をしていきます。
オウンドメディア制作の流れ
オウンドメディア制作には、大きく6つのステップが存在します。それぞれ解説をしていきます。
目的をはっきりさせる
第一に、オウンドメディアを制作する目的をはっきりさせることが大切です。いきなり作り始めるのではなく、目的をはっきりさせることで、その後に制作するコンテンツの方向性も定まってきます。
ペルソナ・ターゲットの設定
次に、ペルソナ・ターゲット設定を行います。これを設定しておくことで、どのようなユーザーがこれから制作をするオウンドメディアのターゲットとなるのかがわかります。
集客方法の検討
オウンドメディアを単に作っただけで、多くの人に見てもらうことはできません。SEOやSNS、Web広告などを駆使して、自社のオウンドメディアに集客する方法を検討する必要があります。ただし、Web広告に関してはある程度広告費がかかる施策であるため、どれだけ予算を捻出できるかで実施の可否を検討しましょう。
運用方法の検討
オウンドメディアの運用には、自社で完結させる場合と、外注する場合があります。自社で完結させる場合は、社内で十分なリソースがあるか確認しましょう。外注した場合は、その分費用が発生することになりますので、予算を確保する必要があります。
サイト作成
次はオウンドメディアのサイトの作成です。作成するにあたって、どういったデザインコンセプトでいくのか、どのCMSを利用するかなどを検討します。近年はオウンドメディア制作に向けたツールやCMSもあるため、専門知識がなくても簡単に作ることが可能です。
予算的な面や人員面を検討しつつ、サイトの作成方法について決めましょう。
SEO強化
オウンドメディアのサイトが出来たら、次にSEOの強化を行っていきます。ここからコンテンツを増やしていく必要がありますが、コンテンツを作っていく際には、キーワードの選定をまず行います。自社にとって関連のあるキーワードを選定しましょう。
キーワードが固まったら、実際に記事を制作していきます。記事制作においては、SEOライティングの知識が必要となるため、Googleなどの検索エンジンで上位表示させられるよう、しっかりとSEOを意識したライティングを心がけましょう。
またコンテンツが出来上がっても、そのまま放置するのはよくありません。PDCAサイクルを回し、施策と改善を繰り返し、ブラッシュアップしていきましょう。
まとめ
ここまでオウンドメディアの制作手順について解説をしてきました。企業によって進め方にばらつきはありますが、大まかな流れを押さえておくことで、オウンドメディアの制作をスムーズに進めることができます。制作手順を理解し、自社をしっかりとPRできるオウンドメディアを構築していきましょう。